グリュックTOP > 世界のホメオパシー事情
自然療法ホメオパシーは、海外では広く生活の中に取り入れられています。
海外ではホメオパシー療法に医療保険がきく国が多くあります。
例えば、公的な医療保険制度が適用されている国として、英国、フランス、ブラジル、メキシコ、インド、パキスタン、スリランカがありますが、その他公的ではありませんが、医療保険が適用になっている国も多くあります。例えば、ヨーロッパでは、オーストリア、ハンガリー、アイルランド、イタリア、リヒテンシュタイン、ルクセンブルグ、オランダなどがあり、世界で推定10億人が親しんでいる、漢方の次にポピュラーな療法です。
イギリス王室の主治医はホメオパス(ホメオパシー療法家)です。国営のホメオパシー病院が首都ロンドンをはじめ、グラスゴー、リバプール、ブリストルにあります。
インドではホメオパシーがとても盛んな国の一つで、現代医学と並び、ホメオパシー、アーユルヴェーダが医学の3大柱となっています。
ホメオパシー発祥のドイツでは、国民の60%がホメオパシーを利用しています。さらにドイツ医師の約10%がホメオパシーを専門に扱っています。そして98%の薬局がホメオパシーレメディーを販売しています。ドイツのプロスポーツ選手の90%以上がホメオパシーを利用しています。
英国王室内では古くからホメオパシーが利用され、王室の健康法として親しまれており、その中でも特にエリザベス女王は熱心なホメオパシー愛用者です。英国国会では『最も安全な医療』として認められています。さらに、王立のホメオパシー病院があり、ホメオパシーでの治療や研究が行われています。NHS(国民健康サービス)で指定のホメオパシー病院でイギリス国民はホメオパシー治療を無料で受けることができます。ブリストル病院のリサーチでは6年間で23500人を超える患者のうち、70%が健康状態の改善を報告し、50%が大幅な改善を報告しています。
ホメオパシーは第一医学の一つとされ、国民の48%がホメオパシーを利用しています。ホメオパシーを教える大学が195大学、修士課程が43大学院もあります。インド政府AYUSH省は科学的に実証されたホメオパシーの有効性を示すエビデンス集を発行しています。AYUSH省はホメオパシーを通じた医療ケアを促進するために512の地方病院、2739の地域保健センター、9112の一時医療施設を設置しています。インド国民の62%がホメオパシーを信頼しており、国民の10%はホメオパシーのみで治療しています。
国民の70%が補完医療を治療に用いており、その中の50%がホメオパシーを利用しています。スイス政府のホメオパシーに関する報告書では、ホメオパシーは臨床的に有効かつ安全であると結論付けられた2009年の国民投票で、国民健康保険にホメオパシーを含めることを67%の人々が支持しています。
フランスの62%のお母さんが調査直近1年以内にホメオパシーを使っていました。フランスの薬局では94.5%が妊婦にホメオパシーレメディーを勧めています。フランスには世界最大のホメオパシー製薬会社があり、世界50か国以上で事業を展開しています。多くの医療関係者がホメオパシーの効果を実感しており、約30%の医師が治療にホメオパシーを取り入れ、処方があれば健康保険から30%の還付が受けられます。フランス人の73%はホメオパシーを信用しており、冬になるとインフルエンザ予防のために薬局でホメオパシーレメディーを買い求めます。処方箋なしの薬局ではホメオパシーレメディーがNo.1の人気になる時期もあります。サッカーワールドカップのフランス代表はホメオパシーのケアを受けていました。
900万人のイタリア人がホメオパシーを生活に取り入れています。約2万名のイタリア人医師が患者にホメオパシーの使用を推奨しており、ホメオパシーを専門とする医師もいます。さらに、イタリアの小児科では3人に1人の小児科医が子供にホメオパシーを用いています。
毎年約70万人のオランダ人がホメオパシーを受診しています。さらに、オランダ人医師の45%がホメオパシーで定期的に治療を行っています。オランダの人口の約80%が国民健康保険制度にホメオパシーなどの代替医療を組み込むよう望んでいます。オランダの民間保険会社の多くがホメオパシーなどの代替医療を基本プランに組み込んでいます。
国民の45%、約510万人がホメオパシー療法を頼っています。そして、一般開業医の22%がホメオパシー療法を処方しています。さらに33%の薬剤師がホメオパシー療法を推奨しています。ホメオパシーのレメディーは、処方されたすべての薬の中で3分の1を占めています。また、ホメオパシーレメディーの払い戻しは最大50%まで保険適用で賄うことができます。
キューバでは医学部の必須科目の中でホメオパシーが教えられています。ホメオパシーが医療のシステムの重要な核となっています。現在約3千名以上のホメオパシー医が活躍しています。毎年レプトスピラ症という感染症が流行し、その感染率は年間数千件もありましたが、ホメオパシーを取り入れ250万人に予防のレメディーを投与したところ、感染者は10人のみになりました。
新型コロナ感染予防対策としてホメオパシーレメディーを住民に配布していました。
スペインでは国民の3分の1の約1500万人がホメオパシーを定期的に使用しています。スペイン政府はホメオパシーを承認しています。2009年、議会でホメオパシーを認める法案を満場一致で採択。スペインの約1万人の医師が患者にホメオパシーレメディーを処方し、2万人以上の薬局がレメディーを調剤しています。また、ホメオパシーユーザーの82%はホメオパシーに満足しています。さらに、より頻回にホメオパシーを使用する患者の場合、99%が満足しています。また、87%が家族や友人にホメオパシーを薦めています
2007年にアメリカで行われた国民健康保険調査では481万人のアメリカ人がホメオパシーを利用していると公表されました。同年の別の調査では、ホメオパシーレメディーの売り上げは29億ドルで、健康相談会に受診した費用は1億7千万ドルに達すると発表されました。全米に展開している大手オーガニックスーパーの多くでは、必ずと言ってよいほどホメオパシー商品が陳列されています。
ブラジルの都心部に住む人々の約58%がホメオパシーを信頼し生活に取り入れています。ブラジルには推定1万5千人のホメオパスがいます。そして6つのホメオパシー研究所があります。1988年、政府はホメオパシーを承認し、国民医療制度に含めることを決定しました。ブラジルでホメオパシー専門医になりたい医師は理論450時間、実践450時間、研究論文300時間、計1200時間の学習を終了する義務があります。
ロシアでは15000人のロシア人医師がホメオパシー治療を定期的に用いています。2016年のホメオパシーレメディーの売り上げは前年比の5.6%増の1億2300万ドル。2017年の世論調査によると2936万人のロシア人がホメオパシーを使用していました。より専門的な訓練を受けたホメオパシー医の71%が普通の医師の年収よりも高い職場に雇用されています。
アルゼンチンでは約3千人の医師と約500人の薬剤師がホメオパシーを実践しています。93%のアルゼンチン人はホメオパシーを認識していて、約40%の国民がホメオパシーを使用し、16%の国民が定期的に使用しています。ホメオパシー療法は公衆衛生省に正式に承認され、薬局では一般的な薬と同じ管理の下で自由にホメオパシーレメディーを調製し販売しています。ブエノスアイレスだけで400軒以上の薬局が「Homeopatia」の看板を掲げ、その30%が独自のラボを持ち、さらに14のホメオパシーレメディーの製造社があります。
(YouTube:ワールドワイドホメオパシー 参照)
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