グリュックTOP > ホメオパシーとは
ホメオパシーとは、約200年前にドイツ人医師サミュエル・ハーネマンによって確立されれた自己治癒力を触発させる自然療法です。「心身に症状を引き起こすことができるものは、同じような心身の症状を取り去るものとなる」という同種の法則をベースにした、ドイツ発祥の自然療法です。
特に赤ちゃんや小さい子供たちのお母さんにはとても心強い自然療法として、ヨーロッパをはじめとする世界中の国々で支持されています。
例えば、日本では昔から風邪を引いて喉が痛いときに、ショウガ湯を飲みます。これは、ショウガ湯を飲むと喉がヒリヒリしますから、風邪を引いて喉がヒリヒリするときに飲むと、喉のヒリヒリを取り去ってくれるという同種の法則に基づいているのです。世界的に民間療法の多くは、同種の法則に基づいています。
ハーネマンは、毒性の強いものでも毒性を完全になくし、治癒効果だけを残す希釈振盪法を発見し、安全で効果的なホメオパシー療法を1796年に確立しました。
ホメオパシーは現物質を転写させて使いますが、体は現物質が入ってきた時のようにダイナミックに働きます。しかし、実際物質は入っていないので副作用がなく、薬害がありません。
好転反応が起こることはありますが、これは自己治癒力が触発された時の反応であり、喜ばしい反応です。しかし、お薬をたくさん使っている方などの場合、好転反応が危険な状態を引き起こすこともあるため注意が必要です。
急性症状についてはセルフケアでも可能ですが、慢性病の場合、複数の液体レメディーを同時期に使用する必要があり、ホメオパスによる健康相談が必要になります。
ホメオパシーは、赤ちゃんから妊婦さん、高齢者、ペット、植物にまで幅広く使用できるのも特徴の一つです。
急性や慢性を問わず、さまざまな体の問題や心の問題に対応できます。
ホメオパシーには5つの治癒の法則が存在します。
ホメオパシーのレメディーをとることによって、バイタルフォース(自己治癒力)の歪みや滞りが正常に流れ出し、心や体に溜め込んだ感情や老廃物を排出します。この排出反応を好転反応と呼びますが、これは治癒の過程で必ず必要な事です。その人の心や体の負荷が大きければ、おのずと溜まっているものも多く、排出に苦痛が伴う場合もあります。
(ホメオパシーの治癒の法則)
1.心から体へ
2.重要な臓器から、それほど重要でない臓器へ
3.内側から外側へ
4.上から下へ
5.逆順序の法則(過去の症状が一時的に戻ってくる)
ホメオパシーではありませんが
私たちホメオパスは、ちょっとしたヤケドは湯気で治します。
熱いもので怪我した場合、原因となった熱いもので治療します。これが同種療法です。
私はホメオパシーを勉強し始めて2回ヤケドをしましたが、2回とも冷やすことなく熱で治療しました。
1回目はポットにお湯を入れる際に誤って人差し指1本に熱湯をかけてしまいました。ホメオパシーを勉強し始めて、同種療法で自己治癒力を触発することは知っていましたが、さすがにヤケドを冷やすことなく湯気を当てることに最初はかなり勇気がいりました。
ですが、我慢できる程度の遠さで湯気を当てては離して休憩し・・・、ということを繰り返すと、徐々に痛みが和らいできました。その間にヤケドに良いホメオパシーレメディーもとり、カレンデュラという花から作られ傷の修復によいとされる「スパジリックCクリーム」を塗り、引き続き湯気に当てては休憩するということを10~20分くらい繰り返した程度だったように思いますが、本当に痛みが軽減してくるのです。もちろん水疱もできません。そしてそのまま入浴もして湯船に指をつけることもでき、入浴後もレメディーとってスパジリックCクリームを塗って寝ましたが、翌日ヤケドした人差し指はうっすらピンク色になってはいるものの外見上はいつもとほとんど変わりない状態で、痛みもなく曲げることに支障もありませんでした。ただ、熱湯がかかったので表皮は変性しており、指の滑りが悪くなってキシキシとした滑り心地でしたが、それ以外は何の支障もありませんでした。
2回目は、前胸部にフライパンを当ててのヤケドでしたが、さすがにこの部分では湯気を当てると顔にかかるため、ドライヤーの温風を当てては止めてを繰り返し行いました。すると経過は1回目のヤケドと同様に徐々に痛みは軽減し、当日入浴もでき、2~3週間皮膚はピンク色になりましたが、水疱もかさぶたもできずに治っていきました。
これが自己治癒力なのです。
熱いものに当たった細胞は、また熱いものがくるとこのままでは死んでしまうと思って自己治癒力が働いて,自分の力で冷やし始めるのです。ですから即効性があり、きれいに治るのです。
但し、自己治癒力には個人差があります。また、広範囲のヤケドには生命の危険も伴いますので、全てに同種療法を用いるのは危険だと考えます。
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